きのうは1万ほど使った。おとといは大分で2万ほど。
それぞれ現在の出品価格は4.5倍ほど。
つまり1万の仕入れで4.5倍だから、えーと、原価率が22%ぐらいということになる
(ここでいう原価には、本の金額しか入れてない)。


ただしこれ、あくまで「現在の出品価格」ね。
そのうち値下げしていくことはまず間違いない。
最悪は、不良在庫と化して叩き売り。
もちろん、そうならないように、慎重に仕入れしているつもりではありますが。


とはいっても、これが明日全部売れてくれるわけじゃなく、数ヶ月から数年かかって売れていくわけだ。


で、もちろん商品の回転がいいに越したことはない。
しかし、一万円超えるモノはそうは簡単に売れてはくれない。
とうぜん在庫期間が長くなる。
在庫管理コストも考えないといけない。


以前、電子辞書が世に出はじめた頃『スーパー書斎の仕事術』の山根一真が、『現代用語の基礎知識』の紙の本のコストを計算してたことがあった。
本の底辺の面積を、事務所の賃料で割って、月当たりの維持費を算出していた。
それがいくらだったか忘れたが、ま、そういう計算が成り立つわけだ。
で、彼の結論は、当然ながら紙の本よりも電子辞書の方が、維持費が圧倒的に安いということだった。


東京のように地価が高いところは、当然在庫管理コストが高くつく。
地方ではこの点で多少有利だろう。


ま、そんなことも頭の片隅において、この商売やってるわけです。